お父さんの大事な話

~ 子供に伝えたい!! お父さんの熱い思いをひたすら語るブログです ~

インターネット①

インターネットは便利だけど・・・危険もいっぱい⁉

 

 インターネットの話もしておこう。お父さんはパソコンやインターネット(次からネットといいます。)のことなどはあまり詳しくないけどね。

 

 ネットはすごく便利だよね。パソコン開いてネットにつなげたらどこにいても世界中の人とつながることができるし、ありとあらゆる情報が手に入る。

 

 お父さんも仕事でよく使うよ。今の時代、パソコンやスマホを使うのは当たり前だし、ネットを利用することは避けては通れない。あなたたちもこれからどんどん使うようになるだろうし、使えるようにならないといけない。

 

 しかし、ネットは便利な反面危険なことも多い。ネットを利用する上でお父さんが危険だと思うこと、あなたたちに注意して欲しいと思うことをいくつか話すね。

 

お父さんが気をつけて欲しいことは次の4つだ。

 

① 知らない人とはネット上で絶対につながらない

② 住所・氏名・電話番号・写真などの個人情報が分かるものは絶対にネットに上げない

③ 他人の悪口を絶対にネットに上げない

④ ネットの情報を鵜呑み(うのみ)にしない

 

① 知らない人とはネット上で絶対につながらない

 ネットの世界では、全然知らない人とも簡単につながることができる。それは相手が男性か女性か日本人か外国人か大人か子供か良い人か悪い人かは全く分からない。相手が「私は○○です。」と言っても本当にそういう人が実際にいるのかいないのか分からないし、いたとしても相手がその本人かどうかも分からない。

 

 みんなが現実の生活の中で家族はもちろん、学校のお友達や先生であれば顔も名前も分かるよね。お友達の兄弟やお父さんお母さんの顔も分かる場合もあるだろうし、住んでいるところも分かる場合がある。顔と名前が分かっていれば、本人か本人でないかはすぐに分かる。

 

 しかし、ネットの世界ではそれが簡単には分からない。どこかのニュースで見たことがあるけど、ある女の子がネットで知り合った女の子と「裸の写真を見せ合いっこしよう」ということになったらしい。そして、裸の写真を送ったら、実は相手は男性でその女の子の裸の写真がネット上にばらまかれた、ということがあったそうだ。

 ネットでは「匿名性(とくめいせい)」が高い。「匿名(とくめい)」というのは「自分の名前を隠す」ということ。自分のことを誰だか分からないようにしてネット上で活動することができる。今の例のように他人をだますことも簡単にできてしまう。

 

 現実の世界でもだまされることがあるのに、ネット上ではなおさら簡単だ。そういう悪い人もいっぱいいるから、ネット上では知らない人と絶対につながらないように注意して欲しい。

 

② 住所・氏名・電話番号・写真などの個人情報が分かるものは絶対にネットに上げない

 住所・氏名や電話番号など個人が特定できる情報は絶対にネットに上げたらダメだよ。どんな詐欺や犯罪に巻き込まれるか分からない。写真も同じ。写真のデータには位置情報があって、いつどこで撮影されたか分かるようになっている。だから人が写っていないか顔を隠した状態でもデータを見ればすぐに場所が特定されてしまう。

 

 位置情報を消した写真でも写真に写っている風景から場所が特定される場合もある。テレビやってたけど、おうちの中で撮影した写真でも、たまたま後ろに移っていたカレンダーにごみの収集日が書いてあって、そこから場所が分かってしまったこともあるらしい。

 

 ネットの怖いところは、一度広まってしまった情報は取り戻すことができない、消すことができないということだ。だから、住所・氏名や電話番号などの個人情報はもちろん、写真などの個人情報が推測されやすいものは絶対にネットに上げないこと!

 

つづく・・・

読書

読書は自分の世界を広げてくれる!

 

 ゲームやテレビの代わりにぜひやって欲しいのが読書だ。これはお父さんも子供の頃ホントに苦手だったな~。本を読むのは好きじゃなかった。でも、今、もっとたくさんの本を読んでおけば良かったと後悔している。

 

 お父さんは、大人になってからいろいろ世の中のことを勉強しなきゃいけないと思って本を読むようになった。年を取ってからだとなかなか頭に残らないけど・・・。

だからこそ若いうちにたくさん本を読んで欲しいんだ。

 

 人間は知らない生き物だ。すべてのことを知りうるなんてできない。でも本はいろいろなことを教えてくれる。自分の知らない世界のことをたくさん教えてくれる。自分が体験したことがないこと、したくても体験できないことを本を通して知ることができる。テレビもいろいろ教えてくれるけど、本の方がより深い知識を身につけることができると思う。

 

 テレビは映像で見せてくれるので分かりやすい。分かりやすいけどすぐに忘れてしまって、テレビで得た知識はなかなか自分の中に吸収されない気がする。サーっと流れてしまって薄っぺらい感じがするんだ。

 

 インターネットも同じで、文字はいっぱい出てくるけど、本をじっくり読むのとは違ってやはり薄っぺらい感じがする。ちょっと調べ物したりするのにはすごく便利なんだけど、その場限りで記憶に残らないことが多い。

 

 テレビやラジオ、インターネット、新聞などでは伝えきれない部分、伝えられないところを本は教えてくれる。たまにテレビなどで伝えてられていることと実際は違うということもあるからね。

 

 本は映像がないので分かりにくいし、読むのにも時間がかかる。その分自分で想像したり考えたりしなければならないからより深く自分の中に知識が根付く感じがする。そして、何度でも読み返すことができる。一度目に気がつかなかったことが二度目に気がつくこともあるし、初めに読んだときの感じ方と二度目に読んだときの感じ方が違うことはよくあることだ。

 

 本を読むと、その読んだ本の中から新しい疑問がわいてきたり知りたいことが出てきて、また次の本を読んでみよう、となる。そうして、どんどんいろいろな知識が増えていく。知識が増えることは楽しいし、そこには知識が増えるだけでなく感動もある。だから、たくさんの本を読んで欲しい。

 

 お父さんの仕事場に中学生や高校生、大学生が職場体験に来るという話をしたことがあるね。その時、学生にプレゼントする本が2冊あるんだ。1冊は学問のすすめ福沢諭吉著 齋藤孝=訳 ちくま新書)ともう1冊は「自助論」(S.スマイルズ著 竹内均=訳 知的生き方文庫)。あと、これはプレゼントしてないけれど、「道徳の教科書」(渡邊毅著 PHP文庫)もすごく勉強になる本だ。(リンクを貼っておくね)

 

 これらの本は、学校では教わらない、人として大事なことが書いてある。すべてが正しいわけじゃないかもしれないが非常に参考になる本だ。あなたたちにはまだ難しいかもしれないが、この3冊はいつか必ず読んで欲しい。

 

 テレビを見て人生が変わった!っていう話はあまり聞かないけど(中にはそういう人もいるかもしれないけど・・・)、素晴らしい本に出会って人生が変わった!という話は聞くね。その人にとって大切な一冊、心に残る一冊というのはある。あなたたちにも、ぜひそういう本と出会って欲しい。

 

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テレビ

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せっかくいろんなチャンネルがあるんだからいろんな番組を見よう!

 

 お父さんも子供の頃はテレビをよく見たよ。マンガやドラマ、バラエティー。小学校の時は、お笑いだとやっぱりドリフターズの「8時だよ!全員集合」を見てたね。高学年になったら「オレたちひょうきん族」が始まってそっちを見てたかな。

 

 ドラマは、お父さんの時代は刑事物がはやってたから「太陽に吠えろ!」とか「西部警察」とか見てたね。最近はテレビで時代劇をやらないけど、昔は時代劇もたくさんあった。「水戸黄門」「銭形平次」「暴れん坊将軍」「大岡越前」「必殺仕事人シリーズ」「鬼平犯科帳」・・・どれも面白かったけどな~。

今は、時代劇、はやんないのかな??

一人の日本人として淋しいね・・・

 

 「太陽に吠えろ!」見てたら、もうちょっとで犯人が捕まるところで、おばあちゃんが(私の母)から、「そんなもん見てないでさっさと風呂に入りなさい!!」って、ブチッとテレビ切られてね。「今、一番いいとこやんか~」って言いながらしょんぼり風呂に入りに行ったよ。

 

 お父さんもテレビを見てたから見るなとは言わない。でも、ゲームと同じでテレビばかり見てたらダメだよ。特に注意して欲しいのは、最近は簡単にそして大量に録画ができちゃう。撮りだめできるのはすごく便利なんだけど、そうすると好きな番組ばかり見ちゃうでしょ?お父さんはそれは良くないと思ってる。なぜかというと好きな番組ばかり見てると知識が増えないからだ。ドラえもん」ばかり見てたら「ドラえもん」しか知らない大人になっちゃうぞ!

 

 昔は、録画しようと思うとビデオテープを買ってきて、それに録画しなきゃいけないから録画するにもお金がかかった。だから、本当に残しておきたい番組しか録画できなかった。今は機械が発達して、無料で好きなだけ録画できちゃうから困ったもんだ。

 

 しかも、マンガやバラエティーばかりでしょ?もちろんマンガやバラエティーを見て楽しむこともいいし、中には勉強になることもあるだろうけどそればかりじゃダメだ。

 

 繰り返しになるけど、テレビを見ちゃいけないなんて言わない。ただ、録画した好きな番組ばかり見るのはやめよう。その時に放送されている番組を見ればいい。いろいろチャンネルがある中で、見比べてそれなりに興味のある番組を見ればいい。少しくらい興味がなくてもいろいろな番組を見ることによって知識も増える。同じ番組ばかり見てたらそうはならないでしょ?いろいろな番組を見て、いろいろな知識を増やして欲しい。

 

 それと、お父さんやお母さんが見る番組、大人が見る番組を一緒に見て欲しい。特にニュースは一緒に見て欲しい。みんなにはまだ難しいかもしれないけど、世界のことから国内の社会(世の中)のこと、スポーツや文化、身近な生活のことなどいろいろな情報がたくさん詰まってる。

 

 お父さんも子供の頃、おじいちゃんとおばあちゃんがニュースを見てるのを一緒に見てた。その時は「つまんないなあ」と思ったけど、ニュースを見ているときにおじいちゃんやおばあちゃんがいろいろ説明してくれた。今思うとそれはとても良かったしありがたいことだったと思う。だからお父さんもあなたたちにそうしてあげたいと思ってる。

 

 まあ、お父さんやお母さんもドラマやバラエティを見ることあるけどね・・・。

 ドラマも大人の世界を知るにはいい勉強になることがあるかも⁇

 

 とにかくゲームばかりしたり、自分の好きな番組ばかりを見るのはやめよう。ルールを決めて限度をつけて楽しんでね。そして、いろいろなものを見て知識を増やして欲しい。

 

 

ゲーム

 

 

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ゲームばっかりしてちゃだめだぞ!!

 

 みんなゲーム好きだね。お父さんも子供の頃に少しやったよ。昔、はやったゲームといえばインベーダーゲームだな。その後、お父さんたちの時代にはやったのはパックマンとかゼビウスとかドンキーゴングとか・・・懐かしいな~。

 

 当時は大型のショッピングセンターとか無かったから、町の駄菓子屋さんやおもちゃ屋さんの隅(すみ)にゲーム機が置いてあって、お父さんたち子供がみんな並んで待ってやってた。上手な子がいると長くてね、「早く終わって欲しいな~」と思いながら待ってて、「やっと自分の番が来た!」と思ってやるんだけど、お父さんそんなにうまくなかったからすぐ終わっちゃって・・・。

 

 家庭用ではゲームウォッチやそれからファミコンが出てきた。お父さんはファミコン持ってなかったけど。

 

 だからゲームをやっちゃいけないとはいわない。少しぐらいやったって全然かまわない。でも、そればっかりじゃダメだ。勉強もお手伝いもせずにゲームや自分の好きなことして遊んでばかりいたんじゃちゃんとした大人になれない。

 

 ひどいのになるとゲーム依存症といって、一日中ゲームをしていないと気がすまないようになる病気になってしまう。家に引きこもって学校へも行かず勉強もせずただただゲームするだけ。それでは人の役に立つ人間にはなれない。そして、視力が低下したり眠れなくなったりイライラしたりと健康上の問題も出てくる。ゲーム依存症なってしまったらなかなか治らないし、あなたたちの人生が台無し(ダメ)になってしまう。

 

 今の学校生活は、あなたたちが大人になったときに人の役に立つ仕事をして、自立して生活していくための基礎を身につける大事な時期だ。勉強やクラブ活動をしていろいろなことを学ぶ必要がある。だから、ゲームをしてもいいけど限度をつけてやってほしい。ルールを決めてルールを守ってやってね。

 

  ゲーム依存症に関する記事をいくつか紹介しておくね。

 

1.「千葉県精神保健福祉センター2021」の記事

http://www.pref.chiba.lg.jp/cmhc/kokoro/documents/game.2021.pdf

 

2.「NHK健康」の記事

www.nhk.or.jp

 

3.「依存症対策全国センター・厚生労働省」の記事

www.ncasa-japan.jp

 

 

 

 

 

 

「どうしたいか」ではなく「どうすべきか」

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週末には、みんなお掃除のお手伝いをしてくれるから偉いね!!
ぜひ、大きくなってもそれを続けてほしい!!



 兄弟(姉妹)げんかに限らず、人間は「やりたくてもやってはいけないこと、やりたくなくてもやらなきゃいけないこと」がある。

 

 ゲームや友達と遊んだりして楽しいことはいくらでもしていたいよね。その反対に勉強やお手伝いなどのめんどくさいことはしたくない。それは誰でもそうだ。お父さんだって仕事をほったらかして自分の好きなことだけしてたらどんだけ楽なことか・・・。

 

 やりたいことだけやって、やりたくないことはなにもやらない・・・

 そんなのは動物と一緒だね(動物に失礼か!?)

 

 動物は本能のままに活動している。「本能」の意味は「教えられなくても生まれつきそなわっている性質や能力」と辞書に書いてある。動物は、その種類によっていろいろな性質の違いがある。しかし、どの動物にも共通するのは、「食べる・寝る・子孫を増やす」などの本能だけで活動していて、自分の行動が「正しいか正しくないか」とか「良いことか悪いことか」の判断なく生きていることだ。

 

 それにくらべて人間には自然に与えられた能力として、本能にプラスして理性という能力がある。「理性」とは辞書で調べると「人間にそなわる、筋道を立てて考え、正しく判断する能力」とある。

 

 つまり人間は本能のままに活動するだけではなく、その行動が正しいか正しくないか、良いことか悪いことかを判断する能力もそなわっているということだ。

 

 友達が持っている物を自分が欲しいからといって勝手に取ったら泥棒だ。たくさんの人が集まって社会が成り立っている。そこにはみんなが気持ちよく生活できるようにルールがある。みんなが「やりたいことだけやって、やりたくないことはやらない」と好き勝手やってたら社会は成り立たない。

 

 勉強もせずに遊んでばかりいたらちゃんとした大人になれないよ。勉強だけじゃない、親子兄弟姉妹仲良くする、友達と仲良くする、礼儀正しくする、ルールを守る、物を大切する、人として大事なことはたくさんある。

 

 自分の行動が他の人や環境に対してどういう影響を与えるのかよく考えて行動しなきゃいけないね。大人でも(お父さんも)すごく難しいことだけど大切なことだ。

 「どうしたいか」ではなくて「どうすべきか」をよく考えて行動しなきゃいけない。人間は、「やりたくてもやってはいけないこと、やりたくなくてもやらなきゃいけないこと」がある。良く覚えておいてね。

 

 お父さんも頑張るよ!

兄弟(姉妹)げんか

 

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にっこくんの弟「にっこりくん」登場!!
一番下のボクが3年生になって、にっこくんの弟「にっこりくん」を造ってくれました。
ケンカせずにいつまでも仲良くしてね!!

 

 今回は、兄弟(姉妹)げんかのことについて話をしよう。

 

 お父さんは4人兄弟(姉一人、兄二人)の末っ子(一番下)で、お兄ちゃんが二人いてよくケンカしたよ。上のお兄ちゃんと6つ違い、すぐ上のお兄ちゃんと4つ違い。一番上のお姉ちゃんとは9つも違う。だから少し離れてたんだな。ケンカしても勝てるわけないんだけどね。

 

 特にすぐ上のお兄ちゃんとはよくケンカした。取っ組み合いのケンカしてた。おばあちゃんは余裕で、ケンカしてるところの写真を撮ったりしてたこともあった。こっちは内心(心の中で)「そんな写真、撮ってないで早くケンカ止めてくれよ!」って思いながらやってたよ・・・。

 

 最後はおばあちゃんに「あんたたちいつまでやっとんの!!」って、ビンタ(ほっぺたをたたくこと)されてね、はい終わり。一度、そのビンタで鼻血が出たことがあったよ。おばあちゃん、若い頃は力あったからね~。今は細くてちっちゃくなっちゃったけど。

 

 上の子は下の子をいじめるというか、からかうんだな。下の子は、子供だから大人みたいに受け流せないし、腹がたってしょうがない。かといってケンカをして勝てるわけでもない。めちゃめちゃストレスだし、我慢を強いられる(我慢せざるを得ない)。それで、下の子は鍛えられて強くなるのかな。「今に見とれ~!!」って感じでね。

 

 もちろん、ケンカばかりしてたわけじゃなくて仲良く遊んだこと、遊んでもらったこともたくさんあるよ。家の前の狭い場所でゴムボールを使って野球したりね。

懐かしいなぁ~

 

 おばあちゃんはいつも言ってた。「兄弟げんかは絶対いかん!!お父さんとお母さんが一番悲しむことだから絶対にしちゃいけない。兄弟げんかは親不孝(親に心配をかけること)だよ。あんたたち大人になっても兄弟仲良く力を合わせて行きなさいよ!」ってね。

 

 おかげで今でも兄弟仲良くやっているよ。それぞれ仕事や家庭の苦労がある。一緒にお酒飲みながら話して励まし合うこともある。今は4人兄弟で良かったと思う。姉や兄を残してくれたおじいちゃんとおばあちゃんに感謝だ。昔は、ケンカしてる最中に「こいつさえいなければ世の中もっと楽しいのに・・・」なんて思いながらケンカしてたけどね・・・ハハハッ。

 

 でもね、お父さんは仕事でいろいろな人の相談に乗ることがあるけど、「世の中、兄弟姉妹で仲の悪い日本人のなんと多いことか、あ~あ~あ~~(チコちゃん風)」

ホント、チコちゃんに叱られちゃうよ!

 

 今、お父さんもあなたたち子供ができて親になって、おばあちゃんの気持ちがよく分かる。あなたたちも絶対兄弟げんかせずに、大人になっても力を合わせて3人仲良くやっていってね。「兄弟げんかは最大の親不孝!」良く覚えておいてね。

 

    お父さんが死んでから兄弟げんかしたら化けて出てくるぞ!!

 

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にっこりくんは毛がふさふさでうらやましいな~

 

物心両面において損得計算の上手なものは人間の屑である

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どっちが得かな~?
舌切り雀のつづらじゃないけど・・・


 「お金」の話の中で、大じいさまから教わった大切な言葉をいくつか紹介したね。大じいさまは立派な先生から教わったことをおじいちゃんやおばあちゃん、そしてお父さんたちにもいろいろ教えてくれたんだ。

 

 その教えてくれた中には大切な言葉やお話がたくさんたくさんあるけど、その中でもお父さんが仕事をするうえでいつも大切にしている言葉が3つある。

 

      「人の喜びを我が喜びとせよ」

    

    「金を追うな、追われるようになれ」

    

    「物心両面において損得計算の上手なものは

     人間の屑である」

 

 の3つだ。上の2つは、前にもお話ししたから過去の記事を張っておくね。

 

 今回は、3つ目の「物心両面(ぶっしんりょうめん)において損得計算の上手なものは人間の屑(くず)である」についてお話ししたいと思う。

 

 人間は誰でも得したいし損したくない。でも、自分さえよければいいという自分中心の考えで、自分の損得ばかり考えているような人間は人から好かれないし信頼されない。

 

 「物心両面において」というのは、物質的(物)な損得と精神的(心)な損得のことだ。もう少し分かりやすくいうと、例えば、食べ物でも人を差し置いて自分だけおいしい物を食べたり、たくさん取ろうとしたりすることや、食べ物に限らずどんな物でも自分だけ良い物を取ろうとしたり、たくさん取ろうとするのは物質的(物)な損得計算が高い人間がすることだ。大人でいうと自分のお金儲けだけ考えて仕事をしているような人だね。

 

 精神的(心)な損得計算が上手というのは、人が嫌がるような役やめんどくさいこと、大変なことは人に任せておいて自分はできるだけ楽することを考えることだね。

 みんなの学校生活の中で例えて言うと、掃除当番やいろんな委員会とかあると思うけど、そういう面倒くさい役は人にやらせて自分は適当にやったりサボって遊んでたりする人いるでしょ?

 お父さんは会社員じゃないから分からないけど、仕事でも地味で目立たない面倒な仕事は人にやらせて、自分の成績につながるようなおいしいところだけ持っていくような人がいるんじゃないかな?そういうのは損得計算が上手なだけでろくなもんじゃない。

 

 目先の小さな損得にかかわらずに人が嫌がること、面倒くさいことを一生懸命やっていれば、それが大きな信頼につながり結果として大きな得になる。

 

 他人はもちろん兄弟の中でも「お兄ちゃんやお姉ちゃんは得してる、私は損してる。」とか、その逆で「弟の方が甘やかされて得してる」とか、とにかくいちいち人と損得を比べてねたんだりひがんだりしちゃいけない。つまらないことで兄弟げんかしちゃダメだぞ!!

 

 お父さんも偉そうなこと言いながら、なかなかできてません!

 これは難しいね~!!

 

 やっぱり、ついつい心の中で「こっちのほうが得かな?」とか「これ損やな~」とか考えてしまったり、損したら「クソッ!」って腹立つことあるけど、この言葉を思い出して「いかんいかん、こんなこと思ったらいかん!」って、毎日がんばってるよ。

 

 誰だって完璧にはできないけれど、こういうことを知って普段から考えて行動するのと、何にも考えずに行動するのとでは大きな違いだ。だから、あなたたちも少しでもできるように努力してね!

 

 最後に上の3つの言葉のつながりについて、お父さんなりに考えていることを書いておきます。

 

 「お金を追う」→「損得を考える」→「人から嫌われる(信頼されない)」→

 「お金が入らない」

 

 「損得を考えずに人の喜ぶことをする」→「人に好かれる(信頼される)」→

 「お金が入る」

 

 

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