お父さんの大事な話

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物心両面において損得計算の上手なものは人間の屑である

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どっちが得かな~?
舌切り雀のつづらじゃないけど・・・


 「お金」の話の中で、大じいさまから教わった大切な言葉をいくつか紹介したね。大じいさまは立派な先生から教わったことをおじいちゃんやおばあちゃん、そしてお父さんたちにもいろいろ教えてくれたんだ。

 

 その教えてくれた中には大切な言葉やお話がたくさんたくさんあるけど、その中でもお父さんが仕事をするうえでいつも大切にしている言葉が3つある。

 

      「人の喜びを我が喜びとせよ」

    

    「金を追うな、追われるようになれ」

    

    「物心両面において損得計算の上手なものは

     人間の屑である」

 

 の3つだ。上の2つは、前にもお話ししたから過去の記事を張っておくね。

 

 今回は、3つ目の「物心両面(ぶっしんりょうめん)において損得計算の上手なものは人間の屑(くず)である」についてお話ししたいと思う。

 

 人間は誰でも得したいし損したくない。でも、自分さえよければいいという自分中心の考えで、自分の損得ばかり考えているような人間は人から好かれないし信頼されない。

 

 「物心両面において」というのは、物質的(物)な損得と精神的(心)な損得のことだ。もう少し分かりやすくいうと、例えば、食べ物でも人を差し置いて自分だけおいしい物を食べたり、たくさん取ろうとしたりすることや、食べ物に限らずどんな物でも自分だけ良い物を取ろうとしたり、たくさん取ろうとするのは物質的(物)な損得計算が高い人間がすることだ。大人でいうと自分のお金儲けだけ考えて仕事をしているような人だね。

 

 精神的(心)な損得計算が上手というのは、人が嫌がるような役やめんどくさいこと、大変なことは人に任せておいて自分はできるだけ楽することを考えることだね。

 みんなの学校生活の中で例えて言うと、掃除当番やいろんな委員会とかあると思うけど、そういう面倒くさい役は人にやらせて自分は適当にやったりサボって遊んでたりする人いるでしょ?

 お父さんは会社員じゃないから分からないけど、仕事でも地味で目立たない面倒な仕事は人にやらせて、自分の成績につながるようなおいしいところだけ持っていくような人がいるんじゃないかな?そういうのは損得計算が上手なだけでろくなもんじゃない。

 

 目先の小さな損得にかかわらずに人が嫌がること、面倒くさいことを一生懸命やっていれば、それが大きな信頼につながり結果として大きな得になる。

 

 他人はもちろん兄弟の中でも「お兄ちゃんやお姉ちゃんは得してる、私は損してる。」とか、その逆で「弟の方が甘やかされて得してる」とか、とにかくいちいち人と損得を比べてねたんだりひがんだりしちゃいけない。つまらないことで兄弟げんかしちゃダメだぞ!!

 

 お父さんも偉そうなこと言いながら、なかなかできてません!

 これは難しいね~!!

 

 やっぱり、ついつい心の中で「こっちのほうが得かな?」とか「これ損やな~」とか考えてしまったり、損したら「クソッ!」って腹立つことあるけど、この言葉を思い出して「いかんいかん、こんなこと思ったらいかん!」って、毎日がんばってるよ。

 

 誰だって完璧にはできないけれど、こういうことを知って普段から考えて行動するのと、何にも考えずに行動するのとでは大きな違いだ。だから、あなたたちも少しでもできるように努力してね!

 

 最後に上の3つの言葉のつながりについて、お父さんなりに考えていることを書いておきます。

 

 「お金を追う」→「損得を考える」→「人から嫌われる(信頼されない)」→

 「お金が入らない」

 

 「損得を考えずに人の喜ぶことをする」→「人に好かれる(信頼される)」→

 「お金が入る」

 

 

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