お父さんの大事な話

~ 子供に伝えたい!! お父さんの熱い思いをひたすら語るブログです ~

すべてを受け入れる(人間万事塞翁が馬)

お兄ちゃん作 「馬」
なかなか上手なもんだ!

 

 人生、なかなか思うようにいかないものだ。悩みや苦労のない人生なんてないよ。

そんな偉そうなこと言っても、お父さんもまだ50代前半。人生80年、90年生きてきた大先輩から見ればひよっこだ。お父さんもこれからまだまだ大変なことがいっぱい待ち受けていると思う。

 

 それを考えると寝らんなくなっちゃうから考えないようにしてる…半分冗談で半分本気

 

 人生、楽しいときもあれば辛くて苦しいときもある。子供時代にいじめられて辛かったこと、大学を卒業した年に手術して就職をどうしようか悩んだこと、国家資格を目指したけどなかなか受からなくて受験勉強に苦しんだこと、結婚がなかなか決まらずに辛かったこと、結婚してからなかなか子供に恵まれずに夫婦で悩んだこと、仕事が大変でしんどかったこと・・・いろいろあった。

 

 でも、今、あなたたち3人の子供に恵まれ、本当に幸せだ。いろんな苦労を乗り越えて今がある。本当に、まじめに頑張ってきてよかったと思う。ただ、これからも幸せが続く保証なんて何にもない。だから、お母さんと力を合わせて、これからもまじめに頑張っていくつもりだ。

 

 お父さんなりに苦労してきた中で、大事にしてきた言葉がある。大事にしてきた言葉はたくさんあるけど、これもその一つだ。

 

 それは・・・

 

人間万事塞翁が馬=にんげんばんじさいおうがうま」

 

 これは、「人生、思いがけないことが幸福を招いたり、不幸につながったりして、誰にも予測はつかないということ。また、だからやたらに喜んだり悲しんだりしてもはじまらないということ。」という意味だ。(学研 古事ことわざ辞典)

 

 ≪「塞翁」は昔中国で、北辺の国境近くに住んでいた老人のこと。あるとき、その老人の馬が逃げてしまったが(不幸)、間もなくその馬がすぐれた一頭の馬を連れて戻ってきたので人々が祝福した(幸)。ところが老人の子がその馬に乗って落ち、けがをしてしまった(不幸)。だが、けがをしたおかげで、若者たちがほとんど戦死したというのに、老人の子は兵役をまぬがれて死なずにすんだ(幸)。≫(同辞典)

 

 だから、辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、嬉しいことや楽しいことに一喜一憂(いっきいちゆう=情勢が変わるたびに、喜んだり心配して、気をもむこと。)せずに、すべてを受け入れて淡々(たんたん=あっさりしている様子。さっぱりしていて物事にこだわらない様子)と自分のすべきことを一生懸命やるしかない。お父さんはそう思う。

 

 ま~なかなかできないけどね!

 

でも、お父さんはそうありたいと強く思うよ。