最初に勉強よりも大事なことがある、という話をしたね。でもそれは、「勉強が大事ではない」という意味じゃない。勉強よりも大事なことがある、というだけでやっぱり勉強も大事だよ。
なぜ勉強が大事か、お父さんなりの考え方を話すね。
- 知識が身につく
- 計画性が身につく
- 分析力が身につく
- ストレス耐性が身につく
1.知識が身につく
まずは単純に知識が身につくこと。あなたたちが将来、どのような職業につくかはまだ分からないけど、どんな職業につくにしても基礎的な知識がなかったら話にならない。しっかりと基礎的な勉強をしておかないと、将来、自分のなりたい職業につけないよ。
2.計画性が身につく
次は計画性だ。小学校のうちはそんなにないかもしれないが、中学・高校に行けば中間テストや期末テストがあるだろうし(地域や学校によって違うかもしれないけど)、高校受験や大学受験がある。そうするとテストの時に自分の力を最大限に発揮できるようにいろいろと計画するでしょ?
いつからどの教科の勉強を始めてとか、得意な教科と不得意な教科の時間配分をどうするかとかいろいろ考える。より合理的、能率的(難しい言葉だね、ようはムダのないようにという意味)に勉強しようと考えるので計画する力がつく。
3.分析力が身につく
そして分析力。分析力というのは難しい言葉だけど、ここではテストの結果、どこをどうして間違ったのかをよく調べて考えて次は間違いないようにするということや、全体の点数や順位が分かる場合は、自分が他のみんなと比べて点数が取れているのか取れていないのか、全体の中でどの位置にいるのか、順位を上げる場合にはどうしたらよいか、学力向上のため(次のテストに活かすため)にいろいろ考えることだ。
4.ストレス耐性が身につく
最後にストレス耐性が身につくこと。実はお父さんはこれが一番大事だと思っている。ストレス耐性、これも難しい言葉だね。ようは、我慢する力がつくということ。
誰だって勉強は嫌いだしめんどくさいでしょ?
勉強が好きな子がいたらごめんね!
そういう子は勉強も苦にならないだろうからそのまま一生懸命やってください・・・。
普通は、勉強は嫌いだしめんどくさい。お父さんも大嫌いだった!!
「勉強なんか死んじまえ!!」と思ってた。誰だって好きなことして遊んでテレビ見てゲームして、今ならインターネットかい?とにかく自分の好きなことに時間を使いたいじゃないか!
でもその自分のやりたいことを我慢して勉強しなきゃいけない。この「我慢」を覚えさせてくれるのが勉強だ。とても大事なことだと思う。
だから、勉強を一生懸命するということは、単に知識が身につくだけじゃなくて、いろいろな能力がアップするからぜひ頑張ってほしい。