お父さんの大事な話

~ 子供に伝えたい!! お父さんの熱い思いをひたすら語るブログです ~

「気が利く人」と「気が利かない人」

「気が利く」というのは「想像力」と「思いやり」

 

 仕事でもプライベートでも、「この人、気が利(き)くな~」と思う人と、「気が利かないな~」と思う人がいる。

 

 例えば、いくつかある机の一つが汚れていたとして、ある人に「その机を拭いておいて」と頼んだとする。Aさんは、言われたとおり、指示された机だけを拭いたとする。Bさんは、指示された机を拭いたあと、他にも汚れた机がないかを確認して、別の汚れた机を見つけてそれも拭いたとする。

 

 また、どこかのお店で何人かで食事をするときに、Aさんは、自分の分のお水やお箸だけを用意したとする。Bさんは、自分の分だけじゃなくて、他の人の分までお水やお箸を用意したとする。

 

 まあ、二つともすごく簡単なたとえだけれど、どちらが「気が利く人」だと思う?

 

 当然、Bさんだよね。みんなは、どうかな? ちゃんとできてるかな?

 

 じゃあ、「気が利く」ってどういうことだろう?

 

 これは、お父さんの勝手な考えだけど、「気が利く」というのは、

 

  「想像力」と「思いやり」  だと思う。

 

 さっきの机の例でいうと、「一つの机が汚れていたら、他の机はどうなんだろう?汚れていないかな?」という想像力と「他の机も汚れていたら、それを拭いておけば(机を拭いてと)頼んだ人や、次にその机を使う人が喜ぶだろうな」という思いやりがあるわけだ。

 

 また、お水とお箸の例でいうと、「自分がお水とお箸が必要なら、他の人も必要だろう」という想像力と「(他の人の分も)用意してあげたら、助かるし喜ぶだろう」という思いやりがあるわけだ。

 

 ほんの身近な例を挙げたけど、ちょっとした気遣いができる人とできない人とではいろんな面において大きな違いがある。「気が利く人」は仕事もできるし、人にも好かれる。

 

 みんなも、ぜひ「気が利く人」になってほしい。