お父さんの大事な話

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お金の貸し借り

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地蔵顔と閻魔(えんま)顔(閻魔様の代わりに鬼で・・・)
お金の貸し借りはトラブルのもと!!

 

 「お金」のことは大事なことだからもう一つ「お金の貸し借り」について、話しておきたいと思う。

 

 結論から言うと人との間で「お金の貸し借り」をしちゃいけない。絶対にしないほうがいい。大人でも「お金の貸し借り」でトラブルになって殺人事件まで起こることがある。お金を「貸した・借りてない」「返した・返してない」といってトラブルになることがたくさんある。

 

 借りることはもちろん、貸すことも良くない。大人でも簡単にお金の貸し借りはしてはいけないし、ましてや子供が自分で稼いだお金でもないのに友達に簡単に貸すものじゃない。友達に「お金貸して」といわれても貸しちゃダメだよ。それでその友達が離れていってもそれだけ薄(うす)い関係だっただけだ。そんなのは本当の友達じゃないから気にしなくていい。

 

 どうしても借りなきゃいけないときは必ずいつまでに返すという日を決めて、その日より一日でも早くに返しなさい。そうすると信頼してもらえる。「あ、こいつはお金を貸しても期日(返す日)までにきちんと返してくれる、信頼できるやつだ」となる。

 

 逆にどうしても貸さなきゃいけないときは、お金が返ってこないものと思って貸すことだね。言い方を変えれば返してもらわなくても問題ないくらいのお金しか貸しちゃダメだ。

 

 ただ、そうすると相手が調子に乗って「あいつはお金を貸してくれるし、借りても返さなくていいからもっと借りてやろう」ってなことになりかねない。一度貸してしまうと2回目に「いやだ」といっても「この前貸してくれたじゃないか」といってしつこく狙われるようになる。どんどんエスカレートしてお金をむしり取られるようになる。

 

 昔から「借りるときの地蔵顔(えびす顔ともういうのかな)返すときのえんま顔」ということわざがある。辞典で調べると「お金などを借りるときは、相手の機嫌を取ろうと優しいにこにこ顔をするが、返すときになると、渋い不機嫌な顔になる。人間は身勝手なものだということ。」と書いてある。まあ、お金を貸してくれと言ってくる人は、あまりろくな人はいないよ。

 

 また、「金の切れ目が縁の切れ目」ということわざもある。辞典にはこう書いてある。「お金があるうちは続いていた縁(関係)もお金がなくなると、相手は手のひらを返したように冷たくなり、誰もが離れていく。つまり、お金がなくなったときが縁の切れるときであり、人間と人間のつながりは金銭上の(お金の)利害損得(損するか得するか)によってなりたっているものだということ。」人間なんてホント、身勝手だね。

 

 お金の貸し借りは大人でも難しい問題だから、子供が簡単にするものじゃない。ましてやお金を「あげる」なんてことはしちゃダメだぞ!それこそカモにされてどんどんお金を取られるようになっちゃう。いやなものは「いや!」ダメなものは「ダメ!」とはっきりと断る勇気を持とう!!