お父さんの大事な話

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負けていけ

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ことわざにも「負けるは(が)勝ち」というのがあるね


 お父さんがいじめを乗り越えられた理由を少し話したいと思う。

 

 大じいさまが大じいさまの先生から教わった言葉で、おばあちゃんからよく聞かされた言葉がある。(登場人物についてはプロフィールを参照ください。)

 

それは、『負けていけ』という言葉だ。

 

 もう少し詳しく言うと「負けていけ。どこまででも負けていけ。負けてどれだけの損がある。勝ってどれだけの得がある。命とられる寸前まで負けていけ。命が取られそうになったら敢然(かんぜん)と立ち上がれ。」という内容だ。

めちゃくちゃ難しいことだけど・・・

 

 この言葉をよく聞かされてきたから、相手に何を言われようが、何をされようがお父さんは頑張って、ずーっと負けて(我慢して)きたんだ。さすがに「命とられる寸前」までとはいかないけどね。

 

 ことわざに「負けるは(が)勝ち」「損して得取れ」という言葉もある。辞書で調べてみると「負けるは(が)勝ち」は、「時にはあえて争わずに相手に負けたことにしておいたほうが、結果的には有利になり、価値に結びつくことがある」という意味だ。

 

 「損して得取れ」は、「目前のちょっとした損には目をつむって、のちのち大きな利益を得るようにしたほうがよいということ」という意味だ。

 

 お父さんが教わった『負けていけ』は、この「負けるは(が)勝ち」「損して得取れ」の二つの言葉よりももっと大きく深い意味があって、より難しい事だと思う。

 

 いじめに限らず、どんなことでも人と争わずに『負けていけ』を実行することができたら、きっと道は開ける。お父さんも、あの時のいじめを我慢して乗り越えて、頑張ってきてつくづくよかったと思う。

 

 今では、あの経験はお父さんの人生にとって必要な経験だったのかな、とも思えるようになった。

 

 あなたたちも、これからいろいろな悩みや苦労があると思う。腹立つこともあればめちゃめちゃ悔しい思いをすることもあるだろう。でも、そういう壁にぶち当たって苦しい時にこそ、この『負けていけ』という言葉を思い出して欲しい。

 

 そして、その壁を頑張って乗り越えていって欲しい。どんな苦しいこともきっと乗り越えられるから大丈夫!!

 


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